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『ヴィンチェンツォ』が最高すぎたからその魅力を語りまくりたい【ネタバレ感想】

震えるほど面白いドラマを観ました、その名も『ヴィンチェンツォ』。

最強に面白いドラマ観ました。タイトル見て最初は誰もが「?」となるかと思いますが、主人公の名前です。『愛の不時着』(全16話)よりも長く全20話あるんですけど、凄いのが一度も飽きさせずにずっと面白いところ。もはやずっとピーク。落ちない。

そんなヴィンチェンツォの魅力をたっぷり語っていこうと思います。盛大にネタバレするので未視聴の方はご注意ください。ヴィンチェンツォというドラマを一言で言うと、ダークヒーローと魑魅魍魎の世界です。

 

とにかくヴィンチェンツォがカッコよすぎる件

イタリアマフィアのコンシリエーレ(顧問弁護士)で、格闘も強く頭も切れて幾度となく惚れ惚れします。主演のソン・ジュンギ、顔きれいすぎない? 前世どんだけ徳積んだらそんなきれいなお顔になるの?

 

第一話の冒頭から、カサノ家のボスだったファビオの兄弟分カルロ組合長を殺し、農場を奪った相手(エミリオ)に対し、油を散布しライターで火をつけて農場を焼き尽くす豪快なシーンがあって、「ヴィンチェンツォ、こいつは敵に回すとヤバいぜ…」って印象を抱くには十分すぎるんですけど、さらに夜中に侵入してきたパオロの使いを3人返り討ちにして殺すし、パオロの車は爆破させるし、ヴィンチェンツォ、半端ないって! って叫びたくなるんですよ。敵意を敏感に察知し、不意打ちにも対応できる強さ。

 

なのに、韓国ついた途端タクシー詐欺にあって金も時計も盗られて殴られて気絶して空に向かって発狂するという意外と無防備な一面とのギャップに親密さも抱かせる。

そして最初はヴィンチェンツォを疑っていたクムガ・プラザの住人たちを次々と味方にしていくあたり、覇王色の覇気を持っているに違いありません。敵の気配も敏感に察知するので見聞色も強めです。

残酷で容赦ないが、深い仁義と愛の持ち主

イタリアではマフィア相手に抗争を繰り広げていたヴィンチェンツォは実際何人も人を殺しているんですが、表の顔はチャン・ハンソクも”完璧すぎる男”と言わざるを得ないほどパーフェクト。

“ミラノ市人権賞” “高額寄付者”” “ベストドレッサー賞”等々、数々の栄誉を獲得しているイタリアの有名人で、マフィアの被害者を弁護していた人権派弁護士。表の顔が最高すぎるし、裏ではマフィアのコンシリエーレで最強。

 

敵対するマフィアや攻撃してきた相手には容赦なく苦しめますが、彼の心根は厚い仁義と深い愛で満ちていると思います。時には中学生のタバコをやめさせたり、不倫していたバベル建設の責任者に「不倫関係を終わらせて家庭を大事にしろ」と説いたり、別にほっといてもいいのに関わったからには見過ごせない道徳さも持ち合わせている。これは男も惚れる。

武闘派であり頭脳派であり演技派、つまり無敵の男

ヴィンチェンツォは小さい頃に名のある人物から武術を習っていて格闘もめちゃくちゃ強いんですよ。相手が複数いても蹴散らす強さ。

 

そして頭もキレる。マフィアでの経験を活かして裁判を延期させたり、二回目の公判ではバベル化学の幹部連中を公衆の面前で殴る蹴るの大騒ぎを起こしてわざと捕まって証言者になる。その時のセリフがこちら。

「裁判長、決定的証拠を提出します。私が暴行した研究開発部長の携帯です」

ふざけてるのか?? と突っ込みたくなるけど普通に決定的証拠だから裁判も勝っちゃう。

さらに事件を隠蔽した医師キル院長の妻を甘いマスクと巧みな話術で証言台に立たせる功績。美術とオペラが好きな奥さんと話があったのも、教養のある男の為せる技。

 

そして演技派でもあるんです。

新聞社の社長を騙すために霊媒師の役を演じるっていう意味不明な流れになって嫌々ながら引き受けながら、ちゃんとやり通すっていうね。意外と楽しんでいる節まである。なんですかこの花は!

 

ホン・チャヨン、ごめん言わせて? 好き

ヴィンチェンツォのパートナーとなり本作のヒロインであるホン・チャヨン(演:チョン・ヨビン)。最初はあんまり印象よくなかったんですけど、なんだろう、回を重ねるごとにだんだんめっちゃくちゃかわいく見えてきて、最後は超好きになってる。

いや、最初は裁判でお父さんのユチャンと敵対してるし? バベルの不正を弁護してるし? ユチャン側の証言人を金で買収してるし? いややってること完全に悪徳業者やないか! って憤りさえ覚えてたんですけど、父ユチャンが殺害されて完全に正義感を取り戻してからはぐんぐんと高感度上がっていきました。

 

ユチャンとは口では衝突しながらも心の底では愛し合っていたんですね。父が住むクムガ・プラザが解体されると知ってからは立場関係なく居てもたってもいられなくなってユチャンの元に駆けつけるし。だから父が死んだのはあまりにもショックだった。3話目の衝撃的ラストシーンでした、悲しすぎる。ユチャンが弱者を守る情熱的弁護士だったから僕も盛大に感情移入しちゃいました。「おいおい…この先どうなってしまうんだよ…」と絶望感に浸りました。ユチャンはクムガ洞再開発反対の会の会長でもあって精神的支柱でしたからね。殺したチェ・ミョンヒ許すまじ。

 

それにしても、ユチャン役の人といえばあれですよ? 『梨泰院クラス』でパク・セロイの宿敵である会長を演じていた人ですよ? え、本当に同じ人?ってくらい印象違うし、あの高圧的で傲慢だった『梨泰院』の会長がこんな弱者の味方になるなんて! あの頃の最悪の印象払拭して余りあるくらい、『ヴィンチェンツォ』では最高の印象になってました。これだけ感情移入させる演技力も凄まじい。

 

話を戻すと、父親を亡くしたチャヨンはヴィンチェンツォのパートナーをなり、バベルへの復讐に乗り出すんです。ここから先のチャヨンは最高。頭もいいし度胸もあるし、ヴィンチェンツォの最高のパートナーです。その胆力は素晴らしいと思った。上司になったミョンヒにも実はバベルのボスだったジュヌにもけして態度を変えず、権力に媚びずに喧嘩を売る姿勢が大好きでした。

この鋭い目つき、たまらん。演じたチャン・ヨビンさん、演技力高すぎです。もうファンです好きです。

 

ヴィンチェンツォとはバベルとの戦いを通じて互いに惹かれあっていったのは良かったなと思います。どう見てもお似合いじゃないですか。ヴィンチェンツォは犯罪者として韓国にいられなくなってしまったけれど、大量の金で島を買ってそこに住んでるらしいので会いに行けるしね。

チャン・ハンソクの狂気のサイコパスさを語ろう

ウサン弁護士事務所でチャヨンの後輩だったチャン・ジュヌこそがバベルの真のボス チャン・ハンソクでした。視聴者は4話のラストでバベルの正体が実はジュヌだったことを知るんですけど、ヴィンチェンツォたちが気づくのが11話。真のボスを突き止めようとするヴィンチェンツォたちと、正体を隠すハンソクの戦いも非常に面白かった。

で、このハンソクっていうかジュヌは最初は普通にちょっとドジで間抜けでいじられ役って感じのキャラだったんですけど、正体は究極のサイコパスでしたわ。ちょっと飛び抜けたレベルで。

 

最初にほんとこいつヤベえなってなったのは、9話。南東部地検長と部長を拉致して突如メット被って現れて部長をホッケースティックで殴り殺したときは身の毛よだちましたね。どう考えたって殺すのはやり過ぎ。ただ「あ、こいつ自分で直接手を下すんだ」って思いました。人を使って殺すだけでなくちゃんと自分で殺戮楽しむタイプのサイコパスでしたね。ヤバいですね、はい。

 

ギロチン・ファイルによって中学と高校の同級生を4人殺していたことも発覚。屋上からダイブするように仕向けたり、夜に山に追い詰めて殺したり、サッカーの授業でボール奪われたからってゴールネットで絞殺したり、そして殺した相手の腕時計を奪って周囲に自慢するイカれ具合。ぜんぶ父親が金で解決したそうですが、いや解決できるレベルを遥かに超えてるやろ。あとギロチン・ファイルもそこまでわかってるなら早く捕まえて?? って感じです。

 

ヴィンチェンツォのお母さんを殺す前に会ったのはマジで殺意しかないです。善人の若者ぶってお母さんの心を許させて話をして。お母さんのヴィンチェンツォの愛を聞いてハンソクの心が変わることを祈ったけれども、こいつに期待した僕がバカでした。むしろお母さんが死んだと聞いたら笑いながらミョンヒと踊ってからほんと胸糞。地獄に落ちてほしい。

 

他にもバベル製薬の研究員14人をチャン・ハンソの別荘ごと吹き飛ばしたり、バベル製薬の遺族を倉庫を燃やされたことの復讐のために自殺に見せかけて殺害したり、もうね、殺し過ぎまじで。人の命を絶つことを何にも思ってなさすぎる。ヴィンチェンツォも言ってたけど、生まれてはいけない人間だったね。怪物の中の怪物。手段を問わずに殺しまくる。

バベルで新薬を開発していたのも韓国を麻薬大国にするためでした。究極にヤバイわ。

ほんと反則なのは名前だけにしとけよってね。すみません。

 

最後は「贖罪の槍」によってじわじわと苦しむ地獄の死を迎えました。あれ怖すぎでしょ。けっこうなグロ。でも、因果応報です。それだけの苦しみを見合うことをしてきたし、あれでも足りないまであります。

 

ちなみに、チャヨンと接しているときのハンソクは、唯一楽しそうだったように思う。敬意と好意さえ感じました。「先輩を愛している」と言ってたしね。チャヨンとハンソクが出会ったときのエピソードもあるかなと期待してたんですけど、なかったのは残念。あと正体がバレたときにチャヨンの前ではむちゃくちゃ動揺してほしかったなと個人的に思います。

チェ・ミョンヒの残虐さを語ろう

バベルのボスであるチャン・ハンソクが最悪の敵ではあるんですけど、個人的に一番許せないのがこいつ。ハンソク以上にイかれた人物だと思ってます。

だって、チャヨンの父ユチャンを殺したのがこいつだから。しかもこの時はまだハンソクが真の会長とは知らなくて、つまりハンソクの指示でもなんでもなく自分の意思で。ハンソクはまだバベルという自分の会社と地位を守るために戦うのはわかりますが、ミョンヒに関してはただバベルの弁護士という仕事。もちろん大金をもらっていたんでしょうが、私利私欲のために犯罪者を使って罪のない人々を殺してきた罪は計り知れない。しかも検事や弁護士という法の番人が法を犯しているから許せない。

 

登場の仕方からけっこう危ない感じ出してました。

「私の特技をご存知で? 美談を怪談にすることです」

「相手が無実であろうと欠点を見つけられるんです」

といって無実の罪の人を死に追いやったことを自慢げに話していましたが、ただの非合法なクソ検事やないか。

 

先ほども述べましたが、一番許せないのがユチャンを殺したこと。バベル製薬の逃げ出した研究員とユチャンが繋がっていたため、二人まとめて殺害を指示しました。ちなみにユチャンはミョンヒとウサンの代表であるハン・スンヒョクの先輩です。もちろんチャヨンの父親であることも知っていますが、チャヨンの反抗的な態度でスイッチが入ったのか殺害を決行。クソ!!

 

他にもバベル化学の労働組合長も、賄賂が効かなかった途端に殺害。なんだろう、「とりあえず殺す」って精神が染み付いている。

ヴィンチェンツォのお母さんを殺すように仕向けたのもこいつだしね。もうダメだね。救いようがない。

 

最後はヴィンチェンツォによって焼かれ死にました。焼死は、最も苦しい死に方といわれる死に方。死を覚悟して開き直って強がっていましたが、焼け殺されるとわかってからの焦りようは無様だった。完全なる自業自得。同情の余地はない。多くの命を殺めてきたのに対し、自分の失う命は一つだけなの、不合理かもしれないな…。

 

ちなみにこの人、『梨泰院クラス』のイソの母親でした。長家の会長とチャヨンのお父さんくらい同一人物とは思えん…。狂気の演技力でした。

 

チャン・ハンソの好感度爆上がりの件について

ハンソクの操り人形としてバベルグループの会長の座についていた弟ハンソ。ヴィンチェンツォやミョンヒに「あいつはボスじゃないな」と見破られる知的レベルでしたが、バベル製薬の役員たちに辛いラーメンで罰を与える謎のお仕置していたあたりでもれなく僕の評価も地に落ちました。

 

兄の暴力や操り人形となっている現状に憤りを覚えながらも、恐怖で逆らうことができずにもがくのがかえって空回りしていたり、ハン代表に唆されてハンソクを銃で撃って殺害しようとしたり、ヴィンチェンツォに取り入ろうとして失敗したり、やることなすこと裏目に出まくってましたけど、登場人物の中で一番成長したのが誰かと聞かれると間違いなくハンソでしょう。まぁ最初が低すぎたってのはありますが。

 

ヴィンチェンツォを恐れて寝返ろうとした際はヴィンチェンツォに「俺は家族の裏切りを利用しない」とまで言われたのに、ハンソはその後しつこく藁の事務所を訪れてバベルの重要な情報をリークするようになりました。おかげでハンソクが仕掛けたクムガ・プラザの爆発は免れました。

 

ハンがインターポールを呼んでヴィンチェンツォがパオロの濡れ衣を着せられそうになったときも、情報をリークし、さらにハンソクたちに裏切りがバレないように演じて「怪しまれないように軽く銃で撃ってください」といったとき、正直、マジで痺れた。

 

極めつけは最終話。ハンソクの銃を自ら受けた死に際、「生まれて初めて誰かの役に立てた。あとは頼みます」と言ったハンソ、イケメンすぎた。ハンソのおかげでハンソクの弾は切れたし、はっきり言ってヴィンチェンツォとチャヨンの命の恩人にまでなりました。さらにハンソクの全時計に追跡装置をつけることで、最後追い詰めることができました。

 

その最後のお手柄の回想シーンがマジで泣ける。

ここね、ここ。

「俺はバカだから」っていって笑うんすよ、ハンソ。泣ける…。

知識も経験もないのに操り人形で会長職に就き、本当は誰かを頼りたかったのに相談できる家族もいない。権威の鎧を脱いで、自分の愚かさを認め、それを素直に吐露できる相手がヴィンチェンツォだったんですね。

 

最初はヴィンチェンツォに上から目線だったハンソが、次第に敬意を抱くようになって本当の兄のように慕っていく様子はなんか微笑ましかった。ハンソクには兄弟愛どころか服従を強いられていたから、純粋に尊敬できる相手が見つかって嬉しかったんだろうね。

 

ちなみに演じているクァク・ドンヨンは『サイコだけで大丈夫』や『私のidはカンナム美人』に出演していましたね。カンナム美人のイケメン先輩が! と最初テンション上がりました。ハンソの感情を上手に演技していて、好感度を地から天に持っていった素晴らしい俳優さんだと思います。

チョン検事の盛大な裏切りについて

いや、やってくれました。いや違う、やられました。腐ったリンゴだらけの韓国法曹界の中に、一輪の正義の花が咲いていたと思ってたんですよ。チョン検事ね。真面目そうだし、誠実そうだったし。ぼかぁね、お前は信じられると思った。いやほんと、とんだペテン師でしたわ。

 

13話ではバベル化学の労働組合長殺した疑いでミョンヒを尋問していたまでは良かった。正義感あるわ…と感動さえした。15話でついにハンソクを逮捕し、記者会見で悪事をすべてぶちまけてくれるものだと信じた。

「今日の会見の目的は、バベルの前会長時代に過剰捜査して左遷された復讐からバベルを無理やり起訴しようとしていたことの反省と、南東部地検の信頼を取り戻すための会見です」ってわけわかんないこと言い出す。

こいつの目的は、昇進だった。「最低でも検事総長になれます?」 ですと。結局悪党に媚びへつらうゴミでした。ほんとお前なにしてんねん。

直後にヴィンチェンツォがチョン検事の家族の元で慈悲(という名の脅し)をかけたのに、完全にバベル側に寝返って賄賂関連で捕まってた連中全員釈放するなど裏切りがとどまることを知らない。

最後は昇進祝いパーティー中にヴィンチェンツォに突き落とされ死亡。まったく、最後まで正義を貫いていれば良かったものを…。

 

クムガ・プラザの愛すべき住人たち

地下に金塊の眠るクムガ・プラザ。時々電気が止まったり雨漏りがしたり、もはや幽霊屋敷のような商業ビルだったからいやこんな暗い雰囲気じゃお客さん来なくね?? 早く立ち退きしよ?? ってツッコミ入れたくなるレベルだったんですけど、それぞれの商売で生計を立てていて再開発には断固として反対!っていう姿勢と、金の存在を知ったら抜け駆けして探そうとする欲望に純粋なところと、そして最後は団結してカサノ・クムガ・ファミリーになる愛らしさ。彼らの引き立った個性も本作の魅力の一つ。

 

質屋の社長 イ・チョルウク

触れずにはいられないのがこの人。この顔。そう、『愛の不時着』のピョ・チスやないかい!

正直、第一話から登場した彼に歓喜の咆哮をあげたのは僕だけではないはず。ユン・セリとの皮肉合戦は盛大に笑わせてくれました。そして本作でもちょっとピョ・チス感あるんですよね…。なんだろう、完全な三枚目役というか、全てを笑いに変える男というか。真面目になればなるほど面白くなるこれ天性の顔と雰囲気じゃないですかね。

一番面白かったのが、11話目。

こいつに対して「パク・セロイの偽物」って言ったこと。誰がどう見ても『梨泰院クラス』の主人公パク・セロイの髪型なんですけど、まさかドラマの中で言ってくれるなんて。しかも言われたこいつは「お前こそ北朝鮮の兵士みたいだ!」と応戦。

このシーンに「うおーーーー!!!!」って騒いだ人、全員仲間です。『愛の不時着』と『梨泰院クラス』を観た人にはたまらないシーンでした。

ちなみにイ社長、最後ハンソクに撃たれて絶体絶命に陥るんですけど、まさかの元悪徳業者の社長パク・ソクドが元看護師だという意味不明な経歴のおかげで助かりました。良かった。あと散々武闘派って言っときながら活躍してなかったけど、レスリング全国チャンピオンらしいです。

ピアノ教室院長 ソ・ミリ

実は超重要キーパーソンだったソ・ミリ。最初は長い黒髪を振り乱す姿に、あれもしかして貞子かな? ってくらい恐怖だったんですけど、よく見たら顔めっちゃかわいいし、しかも実は地下の金庫を開発した凄腕のハッカーだったことが発覚してから超活躍してました。才能持ち合わせすぎじゃないですか。

ソ・ミリの活躍のおかげで金庫は開けられるし、美術館のシステムには侵入するし、バベルタワーの分譲パーティーでは出席者全員の携帯に脅迫のメッセージ送るし、この人なくしてヴィンチェンツォの本懐は遂げられなかったと言っても過言ではありません。

最後は金の分け前もしっかり貰えていたので良かった。

イタリア料理店見習い(対外情報院) アン・ギソク

ヴィンチェンツォファンクラブ会長ことアンチーム長。第一話から登場の彼は、イタリアから韓国にやってきたヴィンチェンツォを完全にマーク。韓国では知られてないヴィンチェンツォをピンポイントでマークするアン君、凄すぎない?

しかも対外情報院の上司の指示に従わずにクムガ・プラザに潜入捜査して、なんなら最初は自費でやり繰りしようとしていたマフィアに対する熱い心意気、半端ない。イタリアマフィアのコンシリエーレであるヴィンチェンツォはもはや憧れの対象だったんでしょう。

 

そんなアン君が大活躍したのが11話。南東部地検に逮捕されたヴィンチェンツォを連れ戻すため、地検に颯爽と現れスローモーションでかっこよく登場。権力を使ってヴィンチェンツォを連れ戻し、正体を明かした彼は完全に協力者になります。

アン君、いちいち顔が面白いのよ。にんまり笑った顔とか究極にかわいいしさ、なんなのこの人。

 

正体明かしてからはバベル製薬の労働委員長拉致したりとか、ハンソクの家に忍び込んで銃発砲するとか、ヴィンチェンツォに協力するために結構な犯罪犯してたけどアン君完全に立場忘れてるよね?笑

 

ちなみに『愛の不時着』にも実はちょっと出てて、ユン・セリの保険の担当者だったんですね。セリの死亡が伝えられて多額の保険を支払わねばならない状態になって絶望的状況だったけど、セリが帰ってきてくれたおかげで危機を免れたあの人物。言われてみると思い出す。 そういえば出てたでしょ?

 

他にもクムガ・プラザの住人たちみんな個性的で好きなんですよね。イタリアのエセ留学シェフも、ハサミのおっちゃんも、美術館でガム忘れて取り帰ったおばちゃんも、謎のゾンビも、一人一人の活躍でバベルを打ち倒すことができたと思います。

最後に

こんなドラマ見てたらほんと警察も検事も弁護士も政界も汚職まみれで韓国だいじょうぶ??って心配になっちゃうんですけど、ガンガン公的組織を悪にしちゃう感じが好きですね。韓国ドラマの特色だと思います。ちなみにヴィンチェンツォを見る前にドラマ『バガボンド』観たんですけど、その悪役がこれにも出てたの笑いました。誰かというのはバガボンドのネタバレになるので言わないですけど、とても面白いのでぜひ観てみてください。

 

最後に、ヴィンチェンツォのお母さんが亡くなった後にチャヨンが言っていたセリフがとても好きでした。

「短い間だったけど、あなたはお母様に永遠の愛を贈ったの。お母様も与えてくれたでしょ」

“永遠の愛”、素敵すぎる言葉でしょ。

 

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