邦画

『あした世界が終わるとしても』ネタバレ感想 琴莉とデートしたすぎて真になりたい

こんにちは、さいちゃん(@saichans_b)です。

あいみょんが本作と同タイトルの主題歌を歌っていて、この曲は瞬間的シックスセンスをフラゲした日からもう何度聴いたかわからないくらい聴いてきたしこのブログでも紹介してきましたが、肝心の映画は観てなかったんですよね。いつか観たいなとは思ってたんですけど、そしたらHuluで配信が始まったからやったー!とテンション上がり、ようやく観れました。

ちなみにまったく予備知識なく、簡単にあらすじに目を通したくらいだったので、まぁびっくりしましたよ。てっきり青春ラブストーリーかと思ってたら、こんなド派手な戦闘シーン拝めるなんて。

 

あらすじ

幼い頃に母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼馴染の琴莉。高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」があらわれるー

 

予告

映画『あした世界が終わるとしても』予告編(主題歌Ver.)

※以下、ネタバレありです。

印象に残ったところを中心に感想を書いていきます。

映画始まってすぐに、ほんとすぐに主人公真のお母さん死んじゃうんですよ。「ねー今日もお父さん遅いのかなー」「う、うん…ちょっとお父さんは忙しくてね…」みたいな会話した後に突然倒れて。世間では『突然死』ってやつが流行っていて、お母さんもそれだと。なんかこう、始まったなーってぼんやり眺めてたらいきなり死んじゃうから、逆に驚くとか戸惑いすらなく「あ、死んだ」くらいの感覚でした。

 

時は流れて真は高校生になるんですけど、教室には美男美女しかいないんですよ。ここはあれか?イケメン美女パラダイスの世界か??あとなんか、アニメーション綺麗だけどキャラクターの歩き方やたらカクカクしてない??大丈夫??ってのが最初から気になりました、はい。

 

それで、もう琴莉さんが本当にいいんですよ。朝から教室で真に「今日もお父さん帰り遅いんでしょ? うちに来たら?」って話しかける琴莉の一挙手一投足が全部ずるい。真と一緒に帰ってる時も何気ない会話の中に「私たちこのままでいいの…?」「なにがって…いいかげん察してよ…いつまでも待てないよ…」ってドキュンゼリフぶっこんでくるし、もう「男子が女子にしてほしいことランキング」一位から順番にやってんじゃないかったくらい。

それからデートもあざとい。

なんですかこの雑貨屋デートは!なんでメガネかけながらこんなお尻突き出したポーズでしかもちょっと上からな感じなの?? 女教師プレイでもしたいの?? 何気ないデートで反則じゃないそれ??

っていちいち琴莉に反応しながら観てたんですよ、ここまでは。もうどっからどうみても青春ラブストーリーじゃないですか。まぁここから何か二人にとって運命的に引き裂かれる事件が起きるんだろうけど、愛の力で乗り越えて結局結ばれるんでしょ??って安直なストーリーを想像したら、ぜんぜん×100違って笑った。 ターミーネーターレベルの超物騒な人型マシンがめちゃくちゃ主人公たち殺しにくるじゃん!!

ここから先はもう怒涛の展開。

 

実は真たちが生きる日本と相対する「日本公民共和国」という世界が存在していて、そこには日本に住んでる人たちと同じ人たちが住んでる。顔はまったく同じで、名前は微妙に異なる。真はジン、琴莉はコトコ、みたいに。この二つの世界の命はリンクしてて、片方が死んだらもう一つの世界の片方も死ぬ。つまり日本で流行ってる「突然死」はもう一つの世界の片方が死んだから、ってのが原因だったってわけです。

 

ジンの父親がめちゃくちゃすごい科学者で、日本公国と日本を行き来できる転送装置や遠隔人型兵器を開発するんですけど、日本公国を影で支配する「公卿」たちにその技術を奪われて処刑されてしまう。ジンは公女コトコが支配する国を終わらせなければならないとコトコの殺害を決意するも、警備が厳重で近づけないため日本の片割れである琴莉を狙ってやってきた。

 

一方、コトコは実は「公卿」たちに操られているだけの存在であり、彼らの悪政を終わらせる目的があった。そこで知能搭載遠隔人型兵器であるミコとリコを日本に送り込み、ジンを止め、公卿たちの片割れを殺害していき、しかしその目的が公卿たちにバレてしまい、そこから始まる怒涛の科学戦争…ってのが本作の本筋でした。はい、完全に裏切られました。

 

感覚的には『ベイマックス』に似てる。のほほん系だと思ってたら思いっきりアクション系だったってやつ。でも今回のは良い意味で裏切られたかなと思います、映像の美しさと迫力ある戦闘シーンは子供心がくすぐられました。

 

心のどこかで大丈夫だって信じてたのにコトコがあっさり殺されたのも、良い子だったリコが公卿たちにフィックスされて自我を失い、人口密集地に原爆(?)を投下する血も涙もない指示をしたことも、ある意味裏切られた。悲しい以外のなにものでもない。

 

多くの人が死んでしまったけど、真の父親が死に物狂いで研究していた「命のリンクを切る」のがミコのリコのおかげで発動し、琴莉の命が助かったのはせめてハッピーエンドでよかったと思います。琴莉かわいすぎるから真になりたい気持ちでいっぱい。

 

ただあれだけ荒廃した日本公国で、転送装置とか日本の軍事力をもってしても歯が立たない人型兵器を開発する科学力が生まれたのが腑に落ちなさすぎた。どうみても文明は日本の方が進んでるから、ちょっとそれが引っかかったまま最後まで残ったのはある。

 

あいみょんの主題歌は相変わらずよかったです。『ら、のはなし』が挿入歌だってのは知らなかったから純粋に嬉しかった。あいみょんが主題歌してる映画ほかにも観なきゃな。というわけでHuluはクレヨンしんちゃんも配信してくださいよろしくお願いします。