韓国ドラマ観るたびにヒロインに恋するのやめたい。こんにちは、sai(@saichans_b)です。
もう2021年になってしまいましたが、2020年は韓国ドラマにハマった年でした。愛の不時着に始まり、梨泰院クラス、サイコだけど大丈夫、私のidはカンナム美人、キム秘書はいったいなぜ、スタートアップ。今回見たのは6作品目でしたね。
でもちょっと、歴戦の韓国ドラマの中でも、ダルミのかわいさは異常じゃないですか??
とにかく第一話が最高。物語を観続けるかどうか、というのは3話目、4話目から面白くなるパターンもありますが、一話目の面白さも重要になります。そういう意味でスタートアップは第一話が最高でした。
ここから先はネタバレになるので、ご注意ください。
スタートアップは第一話のスタートダッシュが最高
ダルミは小さい頃に両親が離婚し、姉のインジェは母親と、ダルミは父親と一緒にそれぞれ暮らすことになります。インジェは母親が財閥と結婚したことで裕福な暮らしを送ることができましたが、反対にダルミは父親が交通事故死してしまい、祖母とともに貧しく育ってきました。
社会人になったダルミは、成功したインジェと再会しますが、インジェに「あなたの貧しそうな生活ぶりを見て、私の選択は間違ってなかったと確信できた。ありがとう」などと神経逆撫でされることを言われ、「来週の交流会にドサンを連れていくわ」と啖呵を切ってしまいます。
てかこのあたりのインジェの性格の悪さも異常なんですけど、いや、だって自分は裕福な生活しときながら妹は父親を失って傷心かつ貧しい生活送ってたのに、こんなこと言える??どれだけ性格曲がってるの??ってなるわけですが、まぁここでは置いといて。
とにかくこの後のダルミがマジで最高。
バス停に周り気にせず頭ガンガン打ちつけてるし、かと思えばキャハハハハと急に笑い出す情緒不安定ぷりがかわいすぎて悩殺。そして足が綺麗すぎるですよ。特にふとももが良すぎてもう虜にならざるをえません。
さて、ここから
ダルミはドサンと出会えるの?
ジピョンとの関係は??
などなど展開に期待が持てるところで、最後の最後にドサン登場(しかも天才イケメン)するあたり、「うおおおこれからどうなる!!!」となること請け合い。
と言うわけで見てない人はぜひ見て欲しいスタートアップの第一話です。
起業の成功と恋の行方
この物語の柱は二つあって。
一つ目が、タイトルの通りスタートアップの行方。姉を見返すこと、亡き父親を選んだことが正解だったと示すことがダルミの大きな原動力になるんですけど、ドサン率いるサムサンテックの3人と弁護士兼デザイナーのサハと組んで創業し、どのような成長を遂げるのか。
二つ目が、ダルミの恋の行方。
15年前に文通をしていたナム・ドサンの正体はハン・ジピョンで、その真実がバレないようにお婆さんとジピョンは画策してドサンを探し出し、15年前の文通相手として振る舞うように頼んだことからダルミとドサンの運命は動き出す。
まぁ一つ目はね、いいんですよ。ダルミって元々優秀ですから。学歴がないせいで正社員になれないという辛酸を舐めてましたけど、知識、語学力、判断力、統率力、マーケティング力、等々とても優秀なんです。
仮にドサンたち優秀なエンジニアと出会っていなくてもゆくゆくは大成してたと思うんだよね。だからまぁいいです。当然のごとくの成功です。でもその過程もとても楽しかった。
で、僕がここにつらつらと書き連ねたいのは、二つ目の恋の展開について。
やっぱりどう考えたってジピョンを推したい
まぁよく考えてみよう。
ドサンはね、突然「ダルミとのお近づき券」を神様から受け取って、その券は「ダルミの初恋の相手は君」「ダルミが恋をしたのは君だけ」「今から彼女の窮地を救う登場ができるよ」という豪華なオプション付きなんですよ。
いわば完全なる棚ぼた。
自分の知らないところで勝手に自分の名前を使われて文通されていて、いや、されていたおかげで、なんか知らないけど可愛い女の子が自分のことを好きだと言っている!!
いくらなんでもおいしすぎる。
前世でどれだけ徳積んだらそんなおいしい展開が起きるのか知りたい。
で、最初はダルミが見栄を張って姉インジェに「ドサンを連れてくる」って啖呵を切っちゃったもんだから、これで連れてこないと大恥かくこと請け合いなのですが、でももう(絶対来るわけない今まで会ったこともないのになんで連れてくるなんて言っちゃったんだろうもう自分いやだ逃げたいいやだいやだいやだ…!)みたいになってるときに現れたのがマジドサン。 登場ずるすぎ。狂おしいくらいのスローモーションで現れる。そりゃダルミも惚れる。
でね、本当はドサンの役目はここで終わってたんですよ。でも帰り道のドライブで一緒に見た花火が綺麗で、ダルミの横顔はもっと綺麗で、好きになってしまったものだから…。ここから運命がうごいていって、最終的にドサンとダルミは結婚するんですけど、正直に言いますが、僕は納得いってません!
ドサンは元々、最年少で数学オリンピック金賞とったり(本当はカンニングをしていたけど)、飛び級で大学に行ったりする(辞めたけど)天才なんです。だから実力があるのはわかる。
でも、ダルミと恋仲になったのも、最初のスタートは全てジピョンのおかげなんですよ。で、それから最初の方は格好がつくようにスーツとか時計とか車とか事務所とか貸したのも全部ジピョンの財力のおかげ。
そのね、ジピョンに対してね、あの反抗的でふてぶてしい態度は何かと言いたい。あろうことか殴りかかりますからね。感謝さえすれど、殴りかかるなんてお前それはダメやろって思いました、さすがに。
いや、そりゃどストレートに正論ぶつけてくるジピョンにイラつくのもわかるけれどもね、土台の感謝がぜんぶ抜けてるんだよな。そりゃ最初はジピョンの頼みでダルミにあったわけだけれども、最終的には自分の意思であの交流会にもいったわけだし。
あとはジピョンに手紙を返してほしいと言われた時、代わりに金運の木を返してくださいというのはいいけども、いややっぱり手紙は返しません。とか。子どもかよって思ったし。
あと、すごい気になってたのが、ダルミに何度も「僕のどこが好き?」と聞くやつね。あれはなんなんですかね。これが新手の流行りなんですか。ちょっと男らしくなくね?と思ったのは僕だけですか…。
て感じで書いてたらドサンファンに夜道で刺されそうなのでこの辺で止めます。でも唯一かっこいいと思ったのは、ランサムウェアに感染されたときの窮地を救った時かな。あれは良かった。あれはドサンにしかできなかった。
では次に、ジピョンについて。
ジピョンこそがダルミの初恋の相手だったわけですが、彼は児童施設で育って、お金がなくさまよっていたところをダルミのおばあちゃんに救ってもらい、おばあちゃんの預金をまぁ勝手に元手にして持ち前の投資力で資金を増やし、自立まで至ったすごいやつです。
出て行くときにおばあちゃんに「出会わなければ良かった」などと暴言を吐いたのは、感情的になっていたことと若気の至りとして、まぁ許そう。
だって15年後にすっかり成功して大人になったジピョンは、すっかり恩返しの精神になってたから。
で、おばあちゃんの頼みで、ダルミがドサンを探してるから、探し出してかつ真実をバレないようになんとかしてくれという無理なことを聞いてあげて。
それからバレるまでは、ドサンがかっこよく見えるように色々と世話を焼いてあげてて。でもジピョンにとってもやっぱり昔の手紙のやり取りは特別な思い出であって、それをドサンに持って行かれてしまったことや、二人が仲良くなっていくのを眺めて、あるいはときに手助けするような形になっていたことを考えると、切ないし、苦しい。
ジピョンは常にダルミを想い、彼女に厳しくも適切な助言をしてきたし、失敗した時のセーフティネットになろうとしていた。最初はダルミへの恋心に気づいてなかったけど、極力それを出さないようにしていたし、いつもさりげない優しさでダルミを助けてて。うどん食べながら告白していたの好きだったけどな。
だからもう、ダルミがドサンを選んだのは僕は正直悲しいです。できることなら途中から脚本書き換えたい!って思うくらいジピョン推しでした。
でも、それもダルミが選択したことだし、ドサンのダルミへの想いは確かなので、もう幸せになってくれと踏ん切りをつけます。でもどうかジピョンは幸せになってほしい。
あとはね、うん。インジェがだんだん可愛く見えてきて、すっかりお姉さんらしくなっちゃったなっていうのとか。『愛の不時着』で愛すべき第5中隊の韓流ドラマ大好きマンがサムサンテックにいたときはテンション上がった話とか。交通事故で亡くなったダルミのお父さんは『サイコだけど大丈夫』のムニョンの編集社の社長だったね!とか。
まぁ語ることは色々あるんですけども長くなるのでこの辺で。
言いたいのはやっぱりこれだけ。
ジピョンいい人見つけてくれ〜〜〜〜!!!!
▼ツイッターやってます。
スタートアップを全部観終わった感想として一つ言いたいのは、ジピョンにはほんと幸せになってほしいってことだけだな。途中から脚本書き換えたいって思うくらいジピョン推しでした僕は。はい。
— sai (@saichans_b) January 2, 2021
▼他の韓国ドラマについても感想書いていますのでぜひ