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映画『溺れるナイフ』神的にカッコよすぎる菅田将暉に惚れざるをえない【ネタバレ感想】

こんにちは、さいちゃん(@saichans_b)です。

日本中の女子たちから火炎瓶投げつけられるかもしれないんですけど、正直に言うと、菅田将暉って別にかっこいいと思ったことなかったんですよ。いや、かっこいいのは間違いないと思うんですけど、そこまで騒ぐほど?と思ってて。で、そう思ってた自分を一億発ぶっ飛ばしたくなったのが本作『溺れるナイフ』です。菅田将暉のかっこよさが神がかってます

作品の中で菅田将暉は「神さん」と言われることもあるんですけど、ほんとかっこよさがマジで神。いや、もともとね、僕はツイッターでも小松菜奈ファンを公言してますから(知らねーよ!)、小松菜奈の美しさを拝みに『溺れるナイフ』は観たようなもんです。だからまさかでした。いや小松菜奈は相変わらず可愛いし綺麗なんですけど、今回はそれ以上に菅田将暉のかっこよさと美しさがすごかった。神格化してました。今までごめんね菅田将暉、超かっこよかったっす…。

 

予告

小松菜奈と菅田将暉W主演映画『溺れるナイフ』予告編

 

あらすじを簡単に書くと、東京でモデルをしていた望月夏芽(小松菜奈)は親の都合で浮雲(うきぐも)という田舎に引っ越すことになり、そこで出会った大地主の跡取り息子である長谷川航一朗(菅田将暉)に惹かれていきます。二人は付き合うようになるんですけど、あつ夏の日に起きた事件がきっかけで離れてしまう。最後怒涛に高鳴っていく展開に魅せられます。

 

以下はネタバレありなので、観られてない方はご注意。個人的に印象的だったポイントを書いていきます。

 

菅田将暉の異次元のかっこよさ

もうね、ほんっっっとうに、神のかっこよさです、菅田将暉。この映画は菅田将暉のかっこよさを2億%伝えるための映画といっても過言ではないです。なんなんですかあいつは。

この映画のおかげでさらに菅田将暉への羨ましさと嫉妬が爆発しました。

菅田将暉演じるコウちゃんがもう、全部イケメンなんですよ。僕が女の子だったら全シーンで濡れてます。特に前半。大地主の跡取り息子で、「この町はなんでも俺の好きにしてええんじゃ」と言って、海も山も傍若無人に暴れまわります。そして東京で人気モデルだった美少女、夏芽(小松菜奈)が転校してきても、クラスメイトが興奮する中ひとりだけ一切興味を示さない。「こんなやつの替えなんてウジャウジャおる」という始末。だからこそ夏芽も惹かれていくんです。そんな全能感の海に浸りきったコウに惹かれたいって、勝ちたいって。

なんだかんだで付き合うようになる二人なんですけど、これ俺が夏芽だったら呼吸困難で死ぬ…ってくらいのどキュンポイントがあります。それが夏祭り。夏芽の浴衣の帯が外れて「せっかくお母さんが結んでくれたのに…」とがっかりするしたところでコウが背中を突き飛ばして後ろを向かせ、何も言わずに帯を結んであげる。いや、だって普通男は帯の直し方わかんないからね、(え帯直せるんだ…)って夏芽も嬉しそうにしてたし、で秒で完璧に直して最後にポンと叩いて「んっ」って先に歩き出す。惚れてまうやろこれ。

その後もよかった。あまりにもコウがそっけなすぎて「うちら付き合ってるんだよね?」「私いなくなっちゃうよ…?」と不安になる夏芽に対して、手を握って「いつでもつないじゃるけえ」と言い、「見つめ合うっちゅうのは…(キス)…こういうことけえの」とシビれることをやり遂げる。俺たちにできないことを平然とやってのける…なんなんだ…コウ…お前はディオか…。

 

そんな無敵状態のコウなんですけど、ここから荒れ果てていきます。火祭りの最中に夏芽がストーカーに襲われて、レイプされそうになるんですね。コウは(どんな嗅覚で追いついたの!?)とツッコミ入れたくなるばかりの感性と脚力でストーカーの車に追いつき、助けようとするんですが、あともう一歩のところでストーカーに後ろから急襲されます。結果的に夏芽は町の人たちに助けられるんですけど、コウは自分の不甲斐なさに涙するんです。

 

コウはそれまで夏芽に対して”俺様”全開でしたから、それが許されるくらい圧倒的にカッコいい自分でいたのに、本当に夏芽の危機に救ってあげられなかったこと、心に傷を残してしまったことが悔しくて、自分が許せなかったんだと思います。だから会うのも気まずくなって、二人は別れてしまう。

高校に入った夏芽はレイプ未遂の噂が広まっていてハブられるようになります。コウは悪い連中とツルむようになって喧嘩だったり暴れまわるようになって、二人は疎遠になるんです。

そしてここからです、ようやくここから大友君(重岡大毅)が大活躍を始めます。

大友(重岡大毅)の三枚目感がすごい

いやね、いい奴なんですよ? 大友はめちゃくちゃにいい奴。ハブられた夏芽に寄り添って話を聞いてあげたり、花の蜜を飲ませて笑わせたり。夏目も次第に元気になっていって、「大友といると明るい気持ちになれる」と感じます。特に良かったのはバッティングセンター。夏芽は将来モデルといえばパリでしょ?みたいな短絡的な、でも高校生ながらの夢の話をして、”常連”というわりに初級思いっきり空振りして笑いあって。コウから「もう俺に関わらんで」と言われてショックを受けてびしょ濡れで帰ってきた夏芽だったけど、笑顔になれるんですよね、大友のおかげで。でもその、なんていうか、好きな女の子の前でめちゃくちゃ頑張ってる感がすごいんですよ。で、夏芽もその雰囲気を察して突然なんの脈絡もなく言います。

夏芽「ねぇ大友」

大友「あ?」

夏芽「好きになんないよ」

大友「…おお 俺 友達でええよ」

これなーーー!これ大友の気持ちすげえわかるんだよなぁ。好きな女の子に察せられて、でも今は友だちとして仲がいい状態だからこそ言える「好きになんないよ」の先制パンチをくらって、傷つきながらも「友達でええよ」と強がるとこ。友達でええよって、(ま、マジか…でも…本当は付き合いたいけど)って枕詞がついてますからねこれ。完全に切ない。

でも、夏芽はそんな大友のこと、実は好きになってたんだなってわかるのがその夜。足の指のネイルをひとつだけ、赤にするんです。それは大友が花の蜜を吸わせてくれた花の色。椿。翌日、そのネイルを見た大友は「椿が咲いとるみたいじゃ」って言うからさすがですよ。夏芽もわかってくれて笑ってましたから。そのあと”怒涛の眉毛合戦”からのキスね。大友ももはややり手ですよ。前日に「好きにならないよ」って言われて、即座に映画に誘えるのも、「俺は付き合うとかはええんじゃ」って言ってから自然な流れでさりげなく”夏芽”って呼び捨てにして、で、キス。おいおい、精神どうなってるんですか。

でも夏芽も嫌じゃないから結局付き合うようになって。でも、大友はあくまで”いい奴”レベルなんですよね、夏芽と一緒に高め合う関係に至らない。夏芽はその圧倒的な存在感を放つコウに憧れを抱いて、あの高みに行きたいと思って写真集の話も受けたし、芸能活動も頑張ろうと思った。でも大友と一緒だとそれがない。コウが言ったように、あくまで一時的な逃げ場だったんです、大友の優しさは。

でも最後の最後まで大友は優しいの。別れのシーンでも、元気づけるように精一杯がんばって「俺ら東京さ行ぐだ」の大熱唱ですよ。で「友達じゃ、今度こそ!」の握手。好きな人にフラれた直後にあんなんできます??夏芽は自分の勝手で振った負い目もあったのに、大友優しさのおかげで笑顔でお別れになりました。大友最高。大友最高です。俺お前好きだ。

 

これは夢か? 怒涛のラスト!

二度目の火祭り。夏芽は去年襲われたストーカーにまた襲われます。そしたらコウが助けにきてくれて夏芽は気を失うんですけど、起きて目を覚ましたら「あんな夢まだ見るんだ」って言ってて、(あ、夢だったんだ? 良かった…)と思ったのも束の間、しっかり現実でした。カットが夢と現実の間を何度も行き来するので困惑するんですけど、カナ(上白石萌音)が血のついたナイフを持って「明日ぜんぶ海に沈めるけえ、もう二度とコウちゃんに会わんで」と言います。

夏目はその後上京し、女優として成功します。あの日の事件はストーカーもすべて海に沈めて隠蔽したということでしょう。最後に楽しそうな夏芽とコウの二人。あれは幻想なんでしょうね、もう二度と会うことはないとした二人が、それでもどこかでちゃんと繋がっている。夏芽はコウに「みんな知らないでしょ。コウちゃんはもっとすごいんだよ」と言い、コウは夏芽に「お前はお前の武器で天下とるとこ俺に見せてくれや」と言う。互いに尊敬しあう関係になって、夏芽は前に進んでいくんです。

 

いやぁ、良かった、ラストはドキドキしましたね。でもとにかくこの映画は菅田将暉の異次元のかっこよさですよ、小松菜奈のレベルには菅田将暉しかいないって思いました。二人の熱愛報道出てましたけど、マジでお似合いだと思います。『糸』の公開が楽しみ。

あとドラマ『知らなくていいコト』で重岡大毅、『恋はつづくよどこまでも』で上白石萌音は大活躍してましたね。本作に出てた若いキャストがその後も活躍していってるのいいなって思いました。いっそ全員天下とるとこ見せてくれや、ずっと見ちょるけえの。

 

あと好きだったのが、わりとシリアスな時に流れるちょっと雰囲気外した感じの挿入歌が最高。大森靖子さんの楽曲提供で堀越千史さんが歌っています。『絶対彼女』と『ハンドメイドホーム』、めちゃくちゃいい。映画を観てる時に「あ、この曲いいな」という音楽に出会えるの好きですね。

▼ツイッターやってます。

 

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