邦画

細田守監督作品の超面白い&絶対見るべきおすすめ映画6選!

みなさん、細田守監督の作品好きですか。

『時をかける少女』、『おおかみこどもの雨と雪』、『サマーウォーズ』などが人気ですよね。かくいう私も大好きで、どれが一番かと聞かれると三日三晩ほど悩むかもしれません。

今回は、そんな細田監督の作品で絶対に観るべきおすすめの映画を6つ紹介します。ぜひ観てみてください。

時をかける少女

高校2年生の紺野真琴は、医学部志望の津田功介、春に転校してきた間宮千昭という二人のクラスメイトと「遊び仲間」として親しく付き合っていました。

ある日、真琴は理科実験室に落ちていたクルミをうっかり割ってしまったことがきっかけとなって、時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れます。彼女はさっそく「タイムリープ」の力を試すべく、妹が食べてしまったプリンを食べにいきます。

自分が“飛べる”ことを確信した真琴は、千昭や功介とカラオケでノドが枯れるまで歌ったり、3人で何度も野球をして好プレイを連発してみたり、何気ない日常を思う存分満喫します。何があっても大丈夫、また戻ればいい、そんな中、千昭が真琴に「俺とつきあえば?」と告白します。「タイムリープ」を繰り返し、残り回数が底をついたとき、真琴は自分にとって一番大事なかけがえのない時間がそこにあったことに気づくのです。

 

この作品の魅力・見どころ

間違いなく夏に観たくなる、青春味に溢れる傑作です。

ある日突然不意に手に入れたタイムリープという力を手に入れた少女が、時には気まずい告白の前に戻ったり、友人の恋愛を手助けする為に又、過去に戻ったりと、失敗ややり直しという考えで過去に戻って未来を書き換えていく事で生じる出来事に、逆に振り回されていきます。爽やかな気持ちの中に、切なさが残る作品となっています。

千昭の「未来で待ってる」というセリフに痺れまくるので是非観てください。

おおかみこどもの雨と雪

細田作品の中で特に観てほしいNo.1がこれです。

女子大学生の「花」は、教室である男と出会い、恋をします。ある日彼は自分がニホンオオカミの末裔「おおかみおとこ」であることを告白しますが、花はそれを受け入れて二人の子どもを産みました。それが雪の日に生まれた娘の「雪」と雨の日に生まれた息子の「雨」です。しかし雨の生後まもなく、突然おおかみおとこは亡くなってしまいます。絶望と悲しみに暮れますが、花は二人の子どものために懸命に育児をします。

雪と雨はまだ変身を自由にできず、周囲に迷惑をかけはじめたため、都会での育児を断念し人里をはなれ、動物も多く雨と雪が野性的になっても大丈夫という理由から田舎の古民家に移住します。

 

この作品の魅力・見どころ

野山を駆け回りネズミや蛇を捕まえるなどする活発でおてんばな雪と、動物に恐怖心を抱くおとなしい雨。成長していく中で二人は自分が人間として生きていくのか、おおかみとして生きていくのか葛藤します。二人の苦悩や不安を包み込むように懸命に支えていく花。

この作品はこどもの頃に見たときは「良い作品だったな…」という感想を抱きましたが、大人になって、特に親になってから見るとより響きます。ただでさえ子どもを育てるのは大変なのに、それがおおかみこどもで、しかも唯一の頼りのおおかみおとこが亡くなってしまったときの花の心境は想像を絶するものです。それでもひたむきに育てていく花の強さと、雪の成長、最後の雨の決断には、涙なくして観ることはできません。

『おおかみこどもの雨と雪』を8年ぶりに観たら号泣した【ネタバレ感想】こんにちは、さいちゃん(@saichans_b)です。 もうずっと前にこの作品観たことあって、そのときは「あぁ…なんて良い映画だっ...

サマーウォーズ

17歳、彼女なし、夏休み、暇…エネルギーを持て余した男子高校生 小磯健二(こいそけんじ、声:神木隆之介)の元に学校のマドンナ篠原夏希(しのはらなつき、声:桜庭ななみ)が現れ、「いきなりだけどバイトしてくんない!?ただ私と旅行いくだけなんだけど!」と話しかけられます。

健二は夏希の婚約者のふりをすることになって夏希の実家に行きますが、そこで健二のとったある行動でインターネット上の仮想世界OZ(オズ)が謎の人工知能に乗っ取られてしまいます。世界が大混乱する中、事態を収束させるため家族は一丸となってOZを乗っ取った強大な敵に立ち向かいます。

 

この作品の魅力・見どころ

地球の危機にハラハラしながらの怒涛の展開に手に汗握りながら観ることになるでしょう。最後は家族の大切さを噛みしめることのできる温かい作品です。

一世一代の勝負を決めるのが「花札」なんですけど、これだけインターネットが発達した時代に花札ってところがなんかすごく良いです。花札で「こいこい!」ともう叫ばれるんですが、もう「サマーウォーズ=こいこい!」の印象にまでなります。

家族それぞれの特技や個性を余すことなく持ち寄って力を合わせて立ち向かっていく姿勢に心が熱くなること請け合いです。

https://saismovies.com/wp-admin/post.php?post=863&action=edit

 

バケモノの子

9歳の少年・蓮(声:宮﨑あおい)は両親が離婚し母親に引き取られますが、交通事故で母親が亡くなってしまいます。ある夜、渋谷でバケモノの熊徹(声:役所広司)に出会います。1人でも生きていけるように強くなりたい一心で熊徹の後を追った蓮は、バケモノばかりが暮らす街「渋天街」に迷い込みました。

熊徹の弟子となり、九太という名前を与えられた蓮は、渋天街で修行の毎日を過ごします。二人は性格が合わず最初はいがみ合っていましたが、月日が経つにつれ、次第に父子のような絆が芽生えていきました。

そして青年に成長したある日、九太(染谷将太)は偶然にも人間の世界に戻ってしまいます。そこで彼が出会ったのは高校生の少女・楓(広瀬すず)。楓と触れ合ううちに九太は自分が本当にいるべき場所はどこなのかという迷いを抱くようになりました。家を留守にしがちなり、熊徹とも顔を合わせればケンカになってしまいます。

そんな中、かねてから予定されていた通りバケモノ界を束ねる次の宗師を決める試合が行われる日がやってきます。熊徹は誰もが強さ・品格共に一流と認める猪王山(山路和弘)と対決することになります。そこで想像もしない事件が起きるのです。

 

この作品の魅力・見どころ

宮崎あおい、役所広司、広瀬すず、大泉洋、リリーフランキー等々、名だたる名俳優たちが声優を務める本作。バケモノに育てられた少年の成長を描いた作品です。

孤独に強くなった熊鉄と、多くの人望や尊敬の念を集める猪王山との格闘シーンは胸が熱くなります。やはりこういう作品は少年だった頃の魂が蘇るのか、大人も子どもも楽しめる作品となっています。

不器用で孤高の熊鉄が蓮の指導に悩むのも、一方で蓮が素直になれない自分に悩むのも、まるで親子の苦悩や葛藤を映し出したようです。

終盤、とある人物が気づいていないうちに自分自身の闇に取り込まれる展開が起きますが、これは誰しもありうる可能性があるのではないでしょうか。結末をぜひ見届けてください。

未来のミライ

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家で、ある日甘えん坊の“くんちゃん”に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。

“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。待ち受ける見たこともない世界。むかし王子だったと名乗る謎の男。幼い頃の母との不思議な体験。父の面影を宿す青年との出会い。そして、初めて知る「家族の愛」の形。

さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは? “ミライちゃん”がやってきた本当の理由とはなんなのでしょうか。

 

この作品の魅力・見どころ

サマーウォーズやバケモノの子のように、ド派手なSFシーンや魅力的な格闘シーンがあるわけではないのですが、細田監督特有のカメラワークや映像美には圧倒されます。時をかける少女を彷彿とさせるタイムリープも健在です。

小さい子ども目線で描かれる物語は、万人が共感する内容ではないかもしれません。ただ、子育てをしている親世代には考えさせられるものがありますし、刺さるところもあるかと思います。

竜とそばかすの姫

高知県の田舎に住む女子高生・内藤鈴は幼い頃に母を事故で亡くして以来、大好きだった歌を歌えなくなり、父との関係にも徐々に溝が生まれていた。作曲だけが生き甲斐となっていた鈴は、ある日偶然にも、全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界<U>に「ベル」というキャラクターで参加。そこでは自然と歌えた鈴(ベル)は自ら作った歌を披露していくうちに歌姫として世界中から注目を集め、遂にはコンサートが開かれるが、コンサート当日、突然謎の竜が現れて、コンサートは台無しになってしまう。だが、ベルはそんな竜が抱える大きな傷の秘密を知ろうと接近し、竜もまたベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。そんな中、世界では「竜の正体探し」が動き出す。 wikipediaより引用

 

この作品の魅力・見どころ

幼い頃に母を亡くした経験から好きだった歌を歌うことができなくなってしまったすずが、Uという仮想世界で50億人ものアカウントを魅了する歌声を響かせます。

優しく人の気持ちのわかるすずは嫌われ者の竜を救おうとし、捨て身で渾身の歌を歌います。それが、もう本当に、最高です。圧巻の映像美と、圧倒的な歌唱力。永遠にベルの歌を聴いていたいと思うほどに引き込まれるでしょう。

 

以上、6作品紹介しました。こうして並べてみると、家族をテーマにした作品が多いですね。細田守監督自身の経験を元に作られているからこそ響いてくるのだと思います。